ニャ菓子怪談スペシャル

こんにちは、ショショウです。

今日は2周年前夜祭という事でニャ菓子怪談を2話お送りしようと思います。1話目はソフト、2話目はハードで行きます。長い記事になりそうなので早速いきましょう。

その前にですが、大きく分ければ2話なんですけど内容は5話です(笑)

 

「二足歩行猫」

以前にも二足で歩いてる猫を見たという怪談を書きましたが、実はこの半年以内にもそれらしき猫を私は見ました。二足で歩くと言ってもしっかり立って歩いてるわけではなく、お尻を地面に付けてペンギンのような感じでいずれも歩いています。見た場所は前回とほぼ同じで時間も恐らく同じです。

私は夜中に喉が渇いて自販機に飲み物を買いに行きました。私の住んでる付近は昔も今も猫天国。一歩外に出ればいろんな猫たちが歩いています。あの日も街灯の下に猫が一匹、いつも見る顔で顔を洗っていました。他にも鳴き声が聞こえたので周囲には複数の猫がいたのだと思います。

あれ?と思ったのは見つけてすぐの事です。その街灯の猫が急に身を低くし始めたのです。何かに警戒している?いや、そういう感じには見えなかった。結構遠くから見ていたので私もハッキリした事は言えませんが、まるで時代劇のお殿様が通る時の頭が高い状態に見えた。

すると、奥の方からガサガサと何かがやってきた。もちろん猫である。猫ではあるが異様に高さがあるというか縦に長かった。私はあれは間違いなく立ってるのだと察しました。ずっと身を低くした猫を見下ろしている?その猫はしばらくその状態でヨチヨチと歩き回っていた。ほとんど移動は出来ていなかった。見ようによっては可愛くも見えるが、何となく不気味にも見えましたね。

解説

猫が立つというのは実は不思議な事ではありません。動画でケンカをしてる猫が立ちあがるというのを何回か見た事があります。この時もケンカの最中だったのかもしれません。しかし、ヨチヨチと歩くというのはちょっとね……普段からよく立つ、足の筋肉が発達している、そういう条件が揃えばこういう猫もいるのかなと私は思います。

私はその猫をこれから番長と呼ぶ事にした。あれ以来見ていないから隣町の番長だったようだ。

 

続いて2話目です。1話目はだいぶソフトだったので次はホントにハードで行きます。そもそも1話目は心霊じゃない(笑)

こう言っちゃうのもあれですけど……猫が出ると怖くなくなるな(笑)なので2話目は猫関係ないです(`・ω・´)

では、いきましょう。

 

「物件の怪」

世の中には事故物件とされるいわくつきの物件が存在します。理由は様々なものがありますが、何かがそこではあったという事になりますね。私自身、小さい頃からよく引っ越しをしている身でして、人生で6回ぐらいしてると思います。その引っ越すまでの過程でいろいろ物件を見てきたわけなんですが、え?と思う所が結構あったのでご紹介。もちろんどこにあるとは絶対に言えないです。

 

1件目

室内の壁に焦げ跡がある家

これはとある一軒家の賃貸物件の話なんですが、見た目は大きくてキレイな家で文句はなかったんです。おまけにシステム面などは当時では最新のものでした。この時点では前評判は上々、ほぼほぼここにしようかと決めかけていたんです。

しかし、中に入って考えは変わりました。一カ所の壁だけものすごく黒く焦げている感じだったんですね。私も「これなんですか?」と確認しましたよ。だけど極力それには触れたくないのか張り替えればキレイになるとしか言っていなかった。家が劣化してるわけでもないのに何故あそこだけあんなに黒かったのか?謎です。まぁ値段を聞いて私はその家を後にしました。

 

2件目

不自然に開いた押し入れ

これはアパートだったかな?マンションのようにも思えましたが。嫌い度で言えば結構上位です。中に入る前から何となく嫌な感じはしていたんですが、こういうのは誰でもあるんじゃないかと思います。全体的に暗いとかそういうのは見ただけでわかりますからね。案の定そこもそんな雰囲気でした。

それよりも……

窓の方に向かうと後ろからすごい視線のようなものが刺さるというか……明らかに絶対誰か今いるよね?という感覚が……見ると押し入れがありました。不自然に15センチぐらい開いていた。当然中には誰もいない。物件として紹介する場所をこんなだらしない感じにしておくだろうか?私はこの隙間からいつも何かが覗いているのではないかと思った。とにかくここの場所に長居はしたくない、それだけが頭にあった。たぶん5分ぐらいでそこを出ました。

 

3件目

何故か住もうと思わない家

その家は庭が和風というか家の真ん中に庭のようなスペースがあり、それを家が囲んでいるという何とも不思議な形をしていた。オシャレと言えばオシャレかもしれない。家の雰囲気も暗くなく、むしろ明るかったと思う。

だが

何故か絶対住もうと思わなかった。住みづらいとかそういう事ではなく、とにかく住もうと思わなかったのだ。もしかしたら家に問題があるわけではないのかもしれない。そこの土地に何かある可能性がある。こういう目に見えない第六感的なものも選ぶ際には参考にするべきだと私はその時思った。

 

4件目

名前が書かれた浴槽

ここに至っては私が住んでしまったアパートである。これまでのような事は全くなかったそのアパートだが、一つだけ不思議な箇所があった。前の入居者のものだろうか?浴槽に誰かの名前が書いてあったのだ。それを見て私は心当たりがあった。何故心当たりがあったのかだが、引っ越しの当日に家の中に謎の荷物があったのだ。私は業者さんを待つために家に行ったので、もちろんこれは私の荷物ではない。

中身は前の入居者の個人情報などが書かれた大量の書類だったのだ。いや、入居者かどうかは正直わからない。そこに書かれていた名前こそが浴槽の名前と同じだった。仮にその荷物が前の入居者の物だとして、なんで前の入居者の物が中にあるのだろうか?基本的に引っ越した後にはその家の鍵は不動産屋に返してるので、入る事は出来ないはずなのだが。

じゃあ忘れ物?

こんな大事な物忘れる?

捨てるわけにもいかないので、私は担当の人に連絡した。担当の人はすぐに来てくれて私はその荷物を預かってもらう事にした。これまでの流れを話したが、担当の人は「ああー……」と言葉が出ない様子。その「ああー……」はどういう意味だったのだろうか?前の入居者はどんな人だったのだろうか?そもそも生きているのだろうか?私の頭はいろんな考えでいっぱいだった。

そして

何故浴槽に名前を?

結局、私はそこに一年住んだ。だけど浴槽は一度も使う事はなかった。あそこを風呂場として使うのはあまりにも気持ち悪かったのだ(一度使ったかも……)風呂だけは仕事終わりに実家に寄って入っていたと思う。あのアパートは今でも存在してる。だが、入居しているのは数人のみ。私が住んでいた時のような活気はもうそこにはなかった。というより入れ替わりは前から激しかった。2ヵ月程で出てしまう入居者も結構いた。それは一体どういう意味なのか?もしかしたらどの部屋でも何か起きていたのかもしれない。

以上、ニャ菓子怪談スペシャルでした。個人的にはなかなか良かったかなと(何が!?)

物件ねー……皆さんが住んでるところは大丈夫ですか?その場その場の土地勘が自分自身に無い時は怖いですよね。昔そこで何があったかはわからないわけですから。そういう時は近くの喫茶店とか行くといいですよ。そこのマスターとかが結構詳しかったりしますから(`・ω・´)

この方法結構使えるんですよね(笑)

今一度確認してみてはいかがでしょうか?(ΦωΦ)フフフ…

 

では、今日はおしまいです。

明日は2周年です(´▽`)

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