アクア&キャットデー
こんにちは、ショショウです
アクア&キャットデー第3回目
本日はグッピーについてさらに込み入ったお話をしていきたいと思います。今も尚、賛否があるような内容となっております。
グッピーのRREAについて
グッピーにはRREAと呼ばれる個体が存在します。このRREAとは
R リアル
R レッド
E アイ
A アルビノ
の略称。つまりは一言で言えばアルビノです。アルビノは熱帯魚にも出る特徴の一つで、体は白っぽくなり、目が赤くなる個体もいれば赤くならない個体も存在します。
しかし、例えばアロワナのアルビノ種はRREAといった呼び方はしないので、このRREAというのはグッピーの専門用語と見て良いかもしれません。
では、何故このRREAに賛否があるのかという所なんですが、RREAのグッピーは目がほぼ見えていません。通常の個体は目が見えているの対し、こちらは目がほぼ見えていないとなれば、グッピーという魚を生物的観点で見て愚弄していると言われたりします。
私自身の個人的感想としては否です。
元々ある体の機能(目)をあえて失わせたり機能低下をさせる必要は無いと考えています。確かにアルビノは体色が抜けるので通常では出ない色が出たりするのですが、その物珍しさでアルビノ種の改良品種を出すのは人間のエゴでしか無いのかなと思います。こういった考えの人は少なくないです。ちなみに遺伝率は50%とかなり高いです。
なので私はRREAはやりません。
一熱帯魚好きとしては正常な健康的な個体である事が一番と考えております。
以上、RREAについてでした。
次のお話
熱帯魚界においてのワシントン条約
地球上の生物には絶滅危惧種と呼ばれる生物が数多く存在しますが、熱帯魚も例外ではありません。そういった生物はワシントン条約の対象として守られています。
有名どころで言えば
インペリアルゼブラプレコ
プレコで爆発的な人気を誇る白黒のシマウマのようなゼブラ柄が出るこのインペリアルゼブラですが、ワシントン条約対象魚となります。今では一匹1万円以上の額が付いてしまいます。
この種は当時こそは取引自体は安く行われていましたが、珍しさ故に獲りすぎてしまったため、自然界では数が減少してしまいました。加えて一番の理由はアマゾン川のダムの建設です。これには世界から否定的な意見が多数寄せられました。アマゾン川に存在する生物が減少し、自然破壊へ繋がる可能性があったからです。しかし、ダムの建設は行われました。今でも数は増やす方針であるそうな。
こういう経緯でインペリアルゼブラは絶滅危惧種として指定されてしまいました。
だが、ここでこの種を絶滅させたくないと世界のプレコブリーダーが立ち上がった。
そのおかげもあってかインペリアルゼブラは今でも流通している。当然自然界のを獲ってはいけないので、流通しているのはブリーダーの手によって繁殖された個体になります。
たまにワイルド(天然個体)として売る業者もいますが、それは嘘の可能性が高い。もし獲って裏ルートで輸入したのならばワシントン条約違反になる。熱帯魚界では無知は自分の首を絞める事に繋がるので気を付けるべきです。だが、残念ながらこの熱帯魚界では無知な人間がいるのも事実。ワシントン条約の罰則はすごく厳しいです。発覚しようものなら即逮捕となります。
なので熱帯魚業界の人たちは常にアンテナを張り巡らしています。
その他にもアジアアロワナとかも絶滅危惧種として指定されています。こちらも自然界のは獲ってはいけません。
年間で数件アジアアロワナをはく製にして逮捕されたというニュースがあるので、特に扱いは注意しなくてはいけない生体となっています。
知らないでは済まない事実があるのが熱帯魚でもあります。
共通してるのが市場で出回っているのは全てブリード個体という所ですかね。
さて締めに猫写真を!!!
猫だって熱帯魚を楽しみたいという事でじっくり見てますが、決して食べたいなと思って見てるわけじゃありません。
猫だって癒されたい時があるのでしょう。
どこか「なんだこいつは」と思っていそうな表情にも見えますね。
向こうもたぶん同じ気持ちだと思う(笑)
意外と写真の構図としては熱帯魚と猫って合うなと思ったショショウでした。
では、今日はおしまいです。
次回もよろしくお願いします。
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