突然ですが
こんにちは、ショショウです。
突然ですが、本日はニャ菓子怪談です。これを書いているのがちょうど15時。ここからちょうど一時間前に私はある体験をしました。
ですが、ご安心ください。全然怖い話ではありません。断片的に書くので文章にはならないかもしれません。
私は今日の14時頃に死後の世界に行った可能性がホントに高いんです。
14時頃、作業もお昼を飛ばしてずっとやっていたためちょっと休憩がてら15分ぐらいうたた寝してしまったんですね。すると夢のような現実世界のような光景が目の前に現れました。私の意識もハッキリしている。
あー家の近くじゃないか。というかやべー!!!もう夕暮れじゃん!!!寝過ぎだよ!!!何やってんだ俺……
空はキレイな少し紫のかかった夕焼けでした。あんなキレイな空見たことなかった。
というか俺なんで出かけてるんだ?コンビニにでも行こうとしたのかな?支度した覚え全く無いけど……
するとそこに母親が通りかかった。だけど母親は母親なのだが何故か若い時の姿だった。しかし、あれはハッキリと母親だった。私を無視して通り過ぎていく。すぐに私は呼び止めた。
おいおい!!!何で無視してんの!!!どこ行くんよ!?
全く振り返らない。
おーい!!!聞いてるー!?
それでも母親はすたすたと行ってしまい分かれ道の右を曲がって行ってしまった。
なんだよ!!!なんなんだよ!!!
分かれ道の前で私は一人になってしまった。ちなみにこの時私の周りには誰もいない異様な光景だった。音だけはある。
それからすぐにレーシングスーツのような服を着た人が乗ったバイクが左の方から猛スピードでやって来た。
(今度はなんだよ!!あぶねーなー!!!)
だけどどこか見覚えがあるバイク。音も聞いたことがあるような気がする。どこで見たかは思い出せない。
よー!!!ショショウ!!!(本名呼び)
バイク事故でこの世を去ってしまった友人Aだった。
何かを会話
別に待ち合わせしてねーだろ。たまたま会っただけだわ。
ここから話が噛み合わない展開が続いたりする。そして、何よりもおかしいのは私が友人Aが事故で亡くなった事をこの世界では知らないみたいだった。
お前来るの早過ぎね!?
だから待ち合わせなんて最初からしてねーっての
ふざけた理由でこんなとこプラプラしちゃダメだろ。
(ふざけた理由?どういう事?)
まぁいいや。俺もう行かなきゃいけないからお前もちゃんと帰れよ。
おい、せっかく会ったんだからもうちょっと話そうぜ。
あーダメダメ。もう時間いくらも無いんだわ。いいか?絶対帰れよ!!!
友人AはUターンして去って行った。
(あいつ何であんな慌てているんだ?)
ニャー
(あ!!猫がいる!!!)
!?!?!?!?!?!?
かっちー!?!?!?
かっちーとはニャ菓子メンツで若くして亡くなってしまった猫。分かれ道の左の塀の所に座っていた。
おいおいこんな所で何してるんだ?危ないから外出たらダメだろ。
やはりこの時の私はかっちーも亡くなっている事に気付いていない。かっちーは私の顔を覗き込むように見る。
カシャ!!ジーッ……!!!
今度はどこからかカメラの音がした。目線を音のする方に向けるとそこにいたのは祖父だった。
なんでじいちゃんが!?!?
もう亡くなってるはずだろ!?
祖父が亡くなっているのは分かるようだった。その瞬間目に見える景色がだんだん歪んでいった。私は右の道に誰かに押されるようにして歩きたくも無いに進んだ。
祖父とかっちーは分かれ道の左を歩いていく。
ちょっと!!!!待ってくれ!!!!
そして、すぐに周りの風景が新幹線から見る車窓の5倍速ぐらいのスピードで動き。私は目を覚ました。もの凄く息苦しく感じた。それもそのはず、おはぎが顔に乗っかって私はほとんど呼吸を出来ていなかった。
すぐに察する事が出来ました。
友人Aが言っていた「ふざけた理由」
…………………………………………
ふっ……確かにふざけた理由だわな(笑)
そう思った瞬間涙が溢れ出た。
てか、お前来るの早過ぎね!?ってお前が行くの早過ぎたんだろうが……(涙)
そうかそうだったわ……昨日はお前の命日だったよな……
バイク向こうでも乗ってるのか。仏壇にわざわざ事故現場からバイクのキーとエンブレム拾ってきて置いてくれた妹さんに感謝しろよ?
軽装でバイクに乗ってる時に事故ってダメージが大きかったとは聞いていたが、だからしっかりレーシングスーツみたいな服着てたのか(笑)
安全にバイクに乗ってたって妹さんに伝えとくわ(笑)
それから……じいちゃんさー……
カメラで写真よく撮ってたけど今撮られるのはちょっと恥ずかしいわ。俺が小学生の頃ぐらいの年齢に見えたなーもっといっぱい写真撮りたかったのかもしれないな。
かっちーも心配すんな。ニャ菓子は今でも続いている。後輩はいっぱい増えたかもしれないけど彼らは仏壇の前でいつも寝ているから見守ってくれ。
出会った彼らには共通点があります。全員夏の季節に天国に旅立ってしまった者たちです。
私は合掌しました。
だが、気になる事が一つ。母親は何故出てきたのかという事。母親は当然生きているわけで。
ここでピンポイントになるのが分かれ道。
母親は右に曲がって行った。彼らは左から来て左に戻って行った。私は右に曲がった。
もう言う必要も無いと思うんですけど、右は生きている者の世界。左はこの世を去ってしまった者の世界。母親が呼んでも振り向きもしなかったのはもしかしたら振り向いてはいけないというメッセージなのかもしれない。
左に行ったら私はたぶん死んだのかもしれない。それは友人Aの「絶対帰れよ!!」が物語っている。たぶん私の性格を見越しての発言な気がしてならない。
懐かしかったですから。
簡単について行ってしまいそうだった。
そうならないために祖父とかっちーが無理やり右に押し込んだのかもしれないな(笑)
わずかたった15分の出来事だったけど長い時間を過ごした気がします。死後の世界というよりかは生と死の中間のような場所だったのかもしれない。
時間がいくらも無い……か……
わざわざすっ飛んで来てくれた友人Aには感謝だな(笑)
この話はノンフィクションですが、夢だった可能性もあります。ただ、間違いないのは確かに友人Aと話し、祖父とかっちーに会って彼らは全員分かれ道の左を戻って行き、私と母親は右の道を進んだという出来事です。
私は本当に彼らに会いました。
それが夢だったとしても。
精一杯生きなきゃいけないな!!!!!
では、今日はおしまいです。
次回もよろしくお願いします。
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