こんにちは、ショショウです。

(=^・・^=)    なぁなぁ

またお悩み猫が来たね

(=^・・^=)    魚のグレードって色とか模様以外にもあるの？

グレードと言って良いかは分からないが、同じ魚でも種によって値段は大きく変わったりというのはあるよ。

(=^・・^=)    ちょっと教えてほしいな。

ややこしい話になるから触れる程度ならば。

 

さて、ここら辺から少し頭が痛くなる内容になります。ただ、この業界で生きるためにはある程度把握しておかないと大損してしまう事に繋がるので私は日々頭に詰め込んでいます。

個人的には種の名で売られる事が多いエンゼルが一番分かりやすいのでいろいろ解説していきます。

エンゼルには大きく分けて３つの種が存在します。ここで言う種は原種の事になります。大きく分けてなので、他にも存在しています。正直未だにあやふやな区別らしいですけどね……

アルタム

スカラレ

デュメリリィ

メジャーなのはこの３種です。その中でもショップで多く流通しているのがスカラレエンゼルになります。

 

かつて登場した、ブラックベールテール、アバターゼブラ、プラチナダイヤなどは全てスカラレエンゼルに該当します。

極端な言い方をすれば、いろいろ名前は付けられていますが、これらは全てスカラレエンゼルと称して売りに出しても通用します。

いろんな名前がありますが、品種改良で新たな色や模様のエンゼルが誕生しているので、それを見分けるためにいろいろな名前が付けられているという事になりますね。

スカラレは一番改良品種が進んでおり、その理由としては恐らく繁殖しやすいというのが挙げられると思います。

 

お次にアルタムについてです。

その前に……アルタムとデュメリリィの写真ですが、いずれも今回はありません。所有していないからです。

調べれば一発で出るのですが、ここはネットのルールに基づいて無暗に引っ張ってきて貼り付けは出来ないです。文献や書物やニュースの記事ならば引用として可能ですが、個人の所有している魚の写真なら所有者の許可が必要です。ショップの魚でも。だいたいネットに転がってる写真は個人の所有かショップのものです。

魚ブログを書かれている方はすごくこの辺をしっかりされている方が多いなと調べてて思いました。

載せたきゃ自分で買うしかないなー(笑)

商品をレビューされる方も実際に自分で買い、買ったやつを写真で撮りますよね。まぁそういう事です(笑)

 

話は戻りましてアルタムについてです。

アルタムはエンゼル最高峰の呼び声高い種になります。

体の高さはあの大きいと私が言ったヒレが特化しているベールテールをも凌駕します。その大きさなんと３０センチ超え！！

その魅力溢れる外見からアルタムを飼い始めたらスカラレに魅力を全く感じなくなってしまったという人が出てしまう程。

気持ちは分かる。

一度だけ特大のを生で見ましたが、何じゃコレ！！って言ってしまいましたからね。

ハンガーですハンガー(笑)

ハンガーが泳いでいる(笑)

こちらのアルタム、体もデカければ値段もデカかった。一匹相場は一万円を軽く超えます。簡単に買いますとは言えないな。

高い理由はいろいろありますが、一つは単純に見た目の良さ、もう一つは繁殖が難しいという事だと思います。繁殖が難しいという事はブリードによる流通が少なくなります。現地から仕入れるしか手段が無いという事に。

いろいろ情報を集めた感じでは、繁殖が難しいというよりは繁殖の舞台を整えるのが難しいと言うべきかなと思いました。

ウチで所有しているスカラレ種は生後早ければ１０ヶ月で繁殖します。かなり早熟ですね。一方、アルタムは成熟するのに３～４年必要とされています。時間がかかりますな……

さらに嫌がらせは続く。

成熟までには長い年月がかかるが、体はぐいぐい大きくなってすぐに成熟個体と同じサイズになるという矛盾ぶり。これは目視では成熟しているか判断が付かないという事になります。それが出来ないというのはかなりの痛手です。

さらに嫌がらせの追い打ちは続く。

なんと、オスメスの判別もほぼ不可能と来たものだ。私が繁殖しているスカラレの大体はオスが体が大きくメスは小さいです。アルタムはオスメス関係なく同じ大きさになるそうです。

以上の事が難しいとされている要因と思いました。

大きいサイズ同士だから繁殖出来るというわけじゃないというのは言いえて妙ですな。

エンゼルに何歳ですか？って聞かなきゃ無理ですわ……

一言で言えば……

成熟個体で固められるかは運ですね(笑)

そのうち挑戦してみますよ(｀・ω・´)

アルタムについて注意事項が一つあります。ペルーアルタムという名前のエンゼルがいますが、こちらはアルタムではなくスカラレになります。ややこしいですが……

脳内に魚が常に泳いでいる魚オタク(あんた俺の事言ってるだろ)だと見ただけで「これはアルタムじゃないね。スカラレだね。」と判断は容易なんですが、名前にアルタムと付いているので間違わないようにしてください。

親切なお店だとスカラレエンゼル(ペルーアルタム)としっかり書いてくれています。

アルタムについてはこんな所ですかね。

 

最後はデュメリリィ。

華やかそうな名前ではあるのですが、この３つの中では一番地味です。しかも一番小さい種です。

ハッキリ言ってしまえばこれが欲しいという方は相当なマニアック(笑)

魚好きな自分でもデュメリリィはいらないっす(笑)

見た目が地味だし小さいしという事でショップで扱っている所もそうそう無いんじゃないかなと思います。単純に売れないんですよ(笑)

それ故にレアな扱いとなっています。魚のレア度ってこういう理由で上がる場合もありますからねー(笑)

だけど、それでもパス(笑)

やっぱり魅力を感じるやつを飼ったり事業として扱いたいわけで(笑)

これはもうバイバイです。

 

という事でいかがでしたでしょうか。

本日の内容自体が相当マニアックでしたが、エンゼルはメジャーな魚ですので、こういう知識を持っていても損する事は無いと思います。

魚飼いってちょっとオタクぐらいの方がちょうどいいんだよ(笑)

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必死に自分を擁護

では、今日はおしまいです。

次回もよろしくお願いします。

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