こんにちは、ショショウです。
先週の金曜日にもニャ菓子怪談を書きましたが、もう一度やらせてください！！！すんません！！！
こんな質問をいただいたからです。
ショショウさんの一人暮らし時代の怪談とかは無いんですか？
結論から言えばあるんですよ。そういえば書いていなかったよなと思ったので書こうと思います。
前回はハッキリ言って怖くない！！！
PC側にもコメントいただきましたよ……「最近ニャ菓子怪談怖くないですね」と…
この男を本気にさせちゃいましたよ？
今日はぶっこんでいくぜ！！！！
ただいま、深夜一時です。マジで怖い話は深夜に書く事にしています。
しかも！！！
稲川さんの伝説の怪談「生き人形」の話を聞いてきたばかりだ！！！
一人で！！！！
当時の問題の「生き人形」が実際にスタジオに出てきた時の動画も見てきましたよ。あれすごいですね……
さてさて、負のパワーを大量に溜め込んだので、ここからは俺の時間に入っていくぞ！！！！！
本日のお話は……
ここにいて大丈夫？
私は二十歳ちょっと過ぎぐらいにしばらくアパートで一人暮らしをしていたのですが、まぁおかしな事が多かったというか、引っ越してすぐからおかしかったです。
♪♪♪
さて、管理会社の人から鍵ももらったし、引っ越し業者の人も来るしアパートに行ってみるかねー♪♪♪
この時、私は初めての一人暮らしでワクワクしていた。始めた理由は正直自分でもよく知らない。ただいきなり「一人暮らしするわ」と親に告げただけだった。
おーここだここだ！！！
バイクも置く事が出来るし最高じゃん！！！
初めに書くとすれば、私の最大のミスは内覧しないでそこに決めてしまった事。家賃は５万円というのもあって事故物件ではないだろうという浅はかな考えからだった。引っ越し当日に初めてアパートの中も見るとかバカだったなと今なら思える。住所と間取りと家賃だけで判断してしまった。
鍵も二重ロック！！奥の角部屋！！これは当たりじゃないか！？！？
一人暮らしの第一歩と！！！！
周りから見れば妙にウキウキしている変な人間に見えただろう。その勢いのままに玄関を開けた。
はぁ？何コレ？
そこにはとある物が置かれていた。
ダンボール２つ？
え？もう業者さん来てる？いやいや……そんなわけねーよな……鍵は今俺が開けたんだぜ……？
これ何なん？
触って良いものか分からなかったが何なのか確認してみた。
え……これ……ダメなやつじゃん……個人情報の書類の山と服？
前住んでいた人が忘れたのか？こんな大事な物を？
とりあえずどうしたらいいか分からなかったら家の者に現状を話してみた。こっちじゃなくて管理会社に電話したら？との事だったので、管理会社に電話してみる。
あのー……すいません……今日から〇〇号室に入るショショウですけど……
一通り事情を話してそのダンボールは管理会社の方で引き取る事になった。引き取った人は不思議な顔をしながら。
しばらくして
こんちわー引っ越し業者ですー
あ、お願いしますー
大量の荷物が運び込まれる。
いやーちょっと荷物多すぎたかなー……普段は使わないのはロフトに積んじゃおう……
ここから先はまず間取りの説明をする必要がある。
玄関を入ってすぐ左にトイレ、右には風呂場、そこの真ん中を抜けると６畳程の部屋、部屋の中の備え付けの脚立を登ってロフトというような間取りである。一人で住むには十分過ぎた。
風呂とトイレが別ってのが気に入ったな。一緒なの嫌いだからな。
新生活が始まった。
ロフトがダンボールだらけだな……まぁいいか……なんか圧迫感があるロフトだしここで寝るのも変だからな……第一にめちゃくちゃ高くてこえー……
そうなのだ。このロフトの位置はなんと床から高さ３メーター以上の場所にある。一般的なロフトより１段階ぐらい高い場所にあった。
荷物をロフトに運び入れて私は一息ついた。
これ……運び入れるの大変だったけど……出る時も大変だよな……まぁその時に考えればいいか……
あーそういえばトイレと風呂場見てないな。トイレットペーパーやらシャンプーを置きに行くか。
まずはトイレに向かう。
ガチャッ
…………………………………………………
なんかさー………
え……？だからさー何ていうか……
トイレの中にいたくないな……早く出たい……
ふとそう思った。とりあえずなんか嫌でしょうがなかった。変な 胸騒ぎがして一旦玄関を出る。
？？？？？？？
分からんなー
なんだこの感じ……
外にいてもしょうがないため、また中に戻る。
風呂場はどうなってんだ？
お、キレイじゃん。
汗もかいたしシャワーでも浴びるとするか。
私はシャワーを浴び始めた。
しかし、風呂場にもやはり嫌な感じがあった。シャンプーをしようとして私は動きが止まった。
……………………………………………………
なんかいる？
すごくシャンプーしたくないんだけど……
ものすごく何かに見られている感じがした。
まぁいいや、ちゃっちゃと出よう。
いろんな事は思ったが、特に何事もなく数ヶ月が過ぎた頃に明らかにこれはおかしいという事態が起きた。
数か月後の夜８時ぐらいの出来事
え？
何この匂い……
私は明らかに自分の家のものじゃない匂いをハッキリと嗅いだ。その匂いとは
香水…… ？
これは女性用の？っぽいけど……
窓を開けて外の匂いを嗅いでみた。
あー……これウチの中からだ……
え……なんで？香水は俺付けないんだけど……
私は香水を一切付けない。それどころか香水アレルギーなのだ。そのため香水の匂いにはものすごく敏感に反応してしまう。
なんかすげー嫌だなー……
やべっ……鼻水が止まらねー……
明日の仕事早いからもう寝よ。
気にしたら負け、そう自分に言い聞かせてそれからもしばらく住んでいた。
だが、個人的に一番嫌だったのがこれらの出来事ではない。
寝てる時のロフトからの視線だった。
何度か飛び起きて電気を点けて構えた事がある。それは明らかに何かいると思っての行動だった。当時の私は空き巣が上にいるんじゃないかと疑った。
誰かいんの？
出るなら今のうちだぞ！！！
……………………………………………………………
こっちから行くぞ！！！
覚悟しろよ！！！！
……………………………………………………………
何もいない……
ロフトに上がっても視線を向けられている感じは続いている。初めて本当に気持ち悪いなと思った。
そのアパートから引っ越したのはそれからずっと先の事。
最後の最後、玄関を出るまで視線は続いていた。
鍵を返す時に管理会社の人にどうしても聞きたい事があったから聞く事に。
あのー……引っ越してきた時にダンボールがあったじゃないですか？アレあの後どうしたんですか？
アレなんですけど……
書かれていた住所に電話したんですが……その女性知らないって言うんですよ……たぶんご実家だろうと思ったんだけどなー……
というか、そもそも前に住んでいた人がここ出る時の手続きってどうだったんですか？
ご年配の方が来てましたよ。ご年配と言っても６０半ばぐらいの方でしたが……住んでいた方は２０代後半の……ですので、ショショウさんが最初に来られた時に置いてあった書類の方です。
だけど、それ以上は個人情報なもので私共も調べられないんですよね……
あーそうですよねー……
そういえばあの書類に書かれてたの女の人だったな。
そして、いろんな憶測が生まれた。
その中で特に不思議なのが以下の２つ
鍵無しでどうやって入ったのか？
最初に発見したダンボールの件。
普通は住んでいた人が出た後に管理会社の人が部屋を確認すると思う。それで問題なければ次の入居オッケーとなるはず。そのため、もし前の人の忘れ物だとしたら管理会社の人が早い段階で先に気付くだろう。だけどダンボールが置かれているなんて管理会社の人も知らなかった。私が引っ越してきた時に初めて知る事になる。
あのダンボールは前の人が退居して管理会社の人が確認した後に置かれた物？
もしそうなら鍵無しでどうやって？
そもそも置いた目的は？
憶測２
何故、住んでいた本人が退居手続きをしていないのか？
これが一番引っかかる。病気でという可能性もあるが、最悪の場合……
そこで自殺……
したとも考えられる。
なので身内の人が荷物の整理や退居手続きをしたと。
前に住んでいた人の実家と思われる住所に管理会社の人が連絡を取っても、その女性を知らないと言ったのは……謎……
受け取りたくなかった？
憶測が出れば出るほど謎が深まるばかり。
個人的には超特大事故物件だったんじゃないかなと思えてしまう。
じゃないと住んでた時の不可思議な出来事も説明付かない。香水の匂いが部屋でするとかどう考えてもおかしい……
私が最後に言いたいのは……
住む前に内覧はした方が良いです……
完
お疲れさまでしたー
このアパート今でも普通にあるんですよ。
昔の出勤の時に必ず通る場所にあるのですが、何故かちょいちょい引っ越し業者の人が来ていましたね。
まぁ……私の当時の部屋の引っ越しじゃないかもしれませんが、アパート全体的に見て入れ替わりは相当激しい様子でした。
お話には書きませんでしたが、テレビが勝手に消えてたり、帰宅したら点いていたなんて事もしょっちゅうでした。
帰宅したらテレビの音が普通に聞こえてくるんだもん……めちゃくちゃ焦りますよ……
何かあるんでしょうね……
お話の最後にも書きましたが、これから一人暮らしをするという方、絶対に内覧してから住む場所は決めた方が良いです。この時の私は大至急という感じだったのでパパッと内覧もせず決めてしまいましたが……
事故物件というのは恐らく世の中にマジでありますよ……
では、今日でおしまいです。
最後にお知らせです。
リコメをする曜日をしっかり決めました。
毎週土日のどちらかという事にします。次回のリコメは明日か明後日となりますのでよろしくお願いします。
それでは次回もよろしくお願いします。