アクア&キャット123
こんにちは、ショショウです。
アクア&キャットやっていきますー
本日はプレコのレポラ属についての解説をいろいろ書こうかなと。過去にも書いているので改めてという感じですね。
では、行きます。
アクア&キャット 第123章
飼育は要注意? 中型プレコ レポラ属
前回もちょろっと名前が出てきたレポラ属。プレコと言っても分類されるカテゴリーがたくさんあります。〇〇科というのは聞いた事がある方も多いと思いますが、その後ろにさらに属というものが付きます。これは分類をより細かくして種の判別をしやすくするためにあります。
さらにプレコにはLナンバーという数字が付けられています。こちらは具体的には学名が付いていない種に当てられるナンバーで、仕入れの際に分かりやすくする事も目的にされています。Lナンバーは世界共通です。ドイツでこのナンバーが決められます。
ちなみにドイツは世界ナンバーワンの熱帯魚先進国です。
なので今回ご紹介するスーパーブラックドラゴンスタークラウンにはLナンバーは存在しません。学名があります。
学名は
Leporacanthicus galaxias
正直な所……
飼育する上で学名を覚える必要はほとんどありません。覚える必要がある人は海外で直接買い付けを行う人です。海外でスーパーブラックドラゴンスタークラウンをくださいと言っても???になります。向こうは学名で呼んでいますので。
スーパーブラックドラゴンスタークラウンという名前は和名と言った所ですかね。
ただ、稀に日本のショップでも学名で売られている事があります。
では、タイトルにあった飼育が要注意という件についてお話ししていきます。
この注意事項も少々特殊ではあります。
一般的にこの手の中型魚の飼育時の注意事項と言えば毒を持っているからというのが多いのですが、代表格で言えば淡水エイ等ですね。
プレコは毒を持ちません。
では、何が注意なのか?
それは……
この歯です。
噛みつくのか?と思われかもしれませんが、そうではありません。
この歯で水槽の設備を破壊するのです。
水槽の四隅にはシリコンがあり、そこが接着部分で水槽という形が造られています。そこをかじられると水漏れが発生します。
管理人も一度これをやられて部屋が浸水しました。たくさんの方が一度は悲鳴を上げるというとんでも品種ではあります。
レポラ被害者の会というコミュニティが存在するぐらいですからね笑
恐らくかじるというのはレポラだけがやるのかな?
その時の犯人はこのタイガーフィンサタンでした。同じくレポラ属です。
ただ……残念ながら今年の6月に亡くなってしまいました。11歳でしたね。
まだまだあるぞ!!レポラの注意事項!!!
それは体表にある棘です。
最初にも書きましたが、毒はありません。そして実際に刺さりはしません。もちろん棘に関して注意なのはレポラだけというわけでもありません。他の中型プレコもだいたい棘はあります。
当たると痛いのだ……(´・ω・`)
プレコが持つ棘の目的は基本的に自らを守るためです。そのため体表は鎧のようにカチカチです。やわらかい部分は地面に接地するお腹の部分のみです。逆にお腹はブヨブヨ。
防御力で言えば全魚中でもトップクラスでしょう。
実は攻撃力も相当あります。プレコという魚は動きは俊敏です。この棘付きのカチカチの体でタックルをしてくるので、だいたいの魚は一度当たればおしまいです。
攻守共に最強の魚かもしれません。病気もほぼしないですし、怪我をしても自然治癒能力が凄まじいです。
だけどクセはホントに強い魚ですね。
そんな魚を管理人は何故愛してやまないのか。
カッコいいからです。
フォルムも大好きだし、何と言っても目が好きです。
プレコの目は「Ω」を逆さにした形をしています。これは冗談抜きに管理人がプレコ専門ショップにする時のショップ名はリバースΩにするでしょう。
実は熱帯魚界のイケメンでもあります。
まぁいろいろと書いてきましたが、とても魅力的な魚なのでショップが近くにあれば見に行ってみても良いと思います。
ほとんどのプレコは水族館でも見れませんからね。
置かない理由はたぶん設備を破壊するから……ボソッ
では、今日はおしまいです。
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