皆で投稿!!ニャ菓子怪談!!
こんにちは、ショショウです。
妹はまだまだ復活しない、母親の方も体調がちょっと優れないという事で、私ショショウは本日何もしない日にしました。
うむ
正直、自分だってこれからどうなるか分からんのです。そういう恐怖はあるよね。
これホントに五類にして良かったのかなとさえ思える。罹ったらやっぱりヤバいウイルスですね。
まぁそんなわけで、時間もあるし、35度で暑いし、またまたまたニャ菓子怪談を書きます。
今回は管理人のお話じゃなく、投稿していただいたお話です。
たくさんいただきました。
残念ながら全てご紹介というわけにはいかないんですけどね……
怖いものからちょっとした不思議な出来事までいろいろです。
では、行きましょう。
父が買ってきた物
PN ジョロロ さん
これは私が中学の頃のお話です。
父は骨董品というか古い物が好きで、よくいろんな物をどこかから買ってきていました。趣味だったようですが、母は父のこの行動をあまり好んでいませんでした。
理由としては、少し気味の悪い物もあったからです。
人形とか……
その日も父は人形をどこかで買ってきました。
少しボロい感じの日本人形でしたが、まだまだ全然飾れるような物で、私は特に気していませんでしたが、母がとうとう堪忍袋の緒が切れてしまったようで、父に大激怒しました。
こんなの返してきて!!!!いい加減にして!!!!
と父に怒鳴り散らしました。
しかし、父は
こんな可愛い子に何て事を言うんだ!!!
と母に言い返し、これを受けた母は一時的に家を出てしまいました。
私は家に残りましたが、父の様子はどんどんおかしくなり、夜中でもその人形にずっと話しかけていました。
大丈夫だよ。ウチの子になったんだから。
おーそうかそうか。嬉しいか。
と連日言っていたので、私もさすがに気味が悪くなり、母に連絡してそっちに移り住む事にしました。
しかし、移り住んだと言っても私達の本当の家は父がいる家です。ずっと別の所に住んでいるわけにもいきません。
そこで母はとある有名な霊媒師さんにお祓いを依頼しました。
お祓いは即日行われましたが、父は今精神を乗っ取られている状態なので直接対面するわけにはいかないと言われました。
行われたお祓いは、家の周りに石?のような物を置いて父を中心に六芒星の形を作るというものでした。
本当に漫画や映画であるような光景であり、私と母はそれを見て呆然とするしかありません。
そして、お経が読まれ、数分後に家の中から父の悲鳴のような声が聞こえてきました。悲鳴は数分間続き、30分ぐらいでお経が終わりました。
中を見に行きましょうと言われ、私達は恐れながらもついていき、そこで見た光景が今でも忘れられません。
父は倒れていました。
しかし、それよりも恐ろしかったのが人形の方。
目は白目をむき、白目は血走っていたのです。
さらに首はもげていました。
これは私が回収していくと霊媒師さんは言い、お祓いは無事終わりました。
父はすぐに目を覚まし、母がいろいろと事情を説明しましたが、父は人形を買った事などは一切覚えていない様子。
それ依頼父は骨董品を買うのはやめました。
しかし、やはり趣味という事もあったので、しばらくして母に相談し、切手とかはどうかと母から提案されて切手収集家になりました。
元々美術関係の仕事をしていた父ですので、切手のデザインなどにどっぷりと浸かってしまったようです。もう10何年も集収をしています。
お金が結構かかる趣味なので、母もたまに買い過ぎじゃないかと苦言を呈する事もありますが、あの頃の収集していた物よりは100倍マシだと言っておりました。
古い人形なんかはやはり怖いですね。
ジョロロさんありがとうございました。
うーん
やはり骨董品というのは曰く付きの物もあるんでしょうかね。
管理人は人形系が大の苦手ですのでウチにはそういった物は一切ありません。
怖いからね……
では、続きましてはこちら
東京に潜む影
PN ロイ さん
自分は東京生まれで今日まで東京に住んできました。
他県から上京してくる方が増え、東京の人口はパンク状態になっていますが、私からすると何で東京なんて来たいのか?と思ってしまうんです。
それは私の出身地だからそう思うという意味ではなく、東京ってすごく霊的なものが多いんです。
有名な所が都内のビル群の中にあったりしますからね。
だいたい裏路地なんかを覗くと何かはいます。元々霊感体質という事もあるんですけど、そんな自分が思うのが裏路地の変な存在がいる確率は100%という事です。
非人道的な悪意とかそういうものがすごく渦巻いているのが東京。
人口が多くなってしまった結果なのかもしれませんね。
ロイさんありがとうございます。
まぁ人口が増えると悪い事を考える人も比例して増えてしまうのは仕方ない事かもしれないですね。
確かにねー……人多いですね……
駅前なんか行っても車も人もどんだけいるんだよといつも思います。
東京の人口
+
こちら側で言えば横浜や川崎やもっと郊外の人たちも毎日そちらに出勤していると思うので、まぁすごい事になりますね。
噂なんですが、本籍に照らし合わせた上京税なんてのも追加されるんじゃないかという話もあったりします。
確かに一極化を解消はされるかも分からんけどね。
そんなもの追加したらエグいなとは思うんですけど、自分は横浜だからほとんど関係ないかなーという感じで読んではいました笑
どうでしょうね。
次で最後です。
父が持って帰ってきた玉
PN ペンギン さん
これは私が子供の頃の出来事で、今後も私の家で語り継がれるだろうというお話です。
私の実家はとある田舎町で、その近くには大きな湖と言っていい程の池がありました。
そこは何かと昔から言い伝えがあるような場所でした。
しかし、周囲にはウォーキングコースがあったりと人は結構訪れるような場所でした。
父はウォーキングが日課だったので、毎日そこに行っていたようです。
そんなある日、父はとある物を持って帰ってきました。ウォーキング中に拾ったようです。
それは青くてグラデーションがかかったようなキレイな玉だったのです。そのスーパーボール程の大きさのキレイな玉に私達家族は魅入ってしまいました。
ですが、その玉は恐ろしい玉だったのです。
わずか数日の内に
父は倒れ
母は倒れ
姉が倒れる
という出来事が起きてしまったのです。いずれも原因は不明でした。3人は意識が無く、入院してしまい、家には私一人だけが残される事になってしまいました。
次は自分の番かもしれない。
当時の私はそんな気持ちで支配されてしまい、藁をも掴むような思いで近くのお寺に向かいました。
その玉も持って。
どう考えてもその玉が原因としか思えなかったのです。
私は住職さんに今まであった事を話しました。
住職さんは目を大きく開けて私を叱りました。
どこから持ってきた!!!!!なんでこんな物を持ってきたんだ!!!!
私は家族が倒れてしまった悲しさと訳が分からない状況の不安と恐怖が混ざり合わさり泣き崩れました。それでも泣きながら住職さんに説明しました。
住職さんはすぐに〇〇池(名前は伏せさせていただきます)へ向かおうと言いました。
私と住職さんは池の近くの祠に向かいました。
その祠は家にあるような仏壇ぐらいの大きさでしたが、壊されていました。
住職さんは簡易的に祠を作り直し、玉をその中に戻すとお経が始まり、最後に二人で頭を下げて終わりました。
終わった後に住職さんは「さっきは怒鳴ってしまってごめんね」と言い、その理由も説明してくれました。
私が本当に危ない状況で咄嗟にそれを払う意味も込めて怒鳴り散らしてしまったようです。
最後に住職さんは君も家族の方ももう大丈夫、安心しておウチに帰りなさいと優しく微笑んでくれました。
私は救われたような気持ちでまた泣いてしまいました。
後日、病院から連絡があり、3人の意識が戻ったと聞いたので、私は急いで病院に向かう事に。
そこには昨日まで意識が無かったとは思えないぐらいピンピンしている家族の姿があり、退院の準備をしていました。
私は今まであった事を話し、家族全員でそのまま住職さんの所にお礼に行きました。
あの玉は何だったのか?祠は何だったのか?
その理由がここで明かされました。
その池は元々龍神様を祀っており、古くはそこで生贄なんかもあったとされていたようです。生贄についてはあくまで噂なので、住職さんも本当にあったかどうかは分からないと言っていましたが、祀られているのは確かなようです。
そこに置かれていたのが例の玉であり、祠もそのために作られたそうです。
しかし、それが壊されてしまっていた。
住職さんは続けてこう言いました。
この辺は最近若者が肝試しをやったりしている。もしかしたらその連中が祠を壊し、玉を投げ捨てたのかもしれない。
もし壊したのがその連中なら……
彼らはもうこの世にいないだろう……
私はゾッとしました。
住職さんは念のためにもう一度祠に行ってお経をあげますと言い、家族全員で行き、全員で頭を下げてきました。
それから後日、父は祠の修理の手伝いに行き、無事に祠も元通りになりました。
ですが、その祠を壊した人間がいるならば、その人間はもうこの世にいない。
この言葉が今でも頭から離れません。
今では池周辺も綺麗に整地されて祠ももっと綺麗になっています。
もちろんあの玉もその中に入っているでしょう。
ペンギンさんありがとうございます。
こう言ってはあれですが、なかなか貴重な体験だったのではないでしょうか。
これが罰が当たるというものなんでしょうかね。
祠があるという事は理由が必ずある。
そういう事なのでしょう。
それを壊しちゃ……もう……ね……?
では、皆さん投稿ありがとうございました。
本日ご紹介出来なかったお話は次回ご紹介させていただこうと思います。
夏はまだまだ長いですからね。
では、今日はおしまいです。
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