カート事故に管理人が思う事
こんにちは、ショショウです。
本日は先日起きた2歳の子が亡くなってしまったカート事故について管理人が思う事を書きたいと思います。
猫は休んでてくれ。
管理人は今よりもっと若かりし頃にジムカーナという競技とバイクのモトジムカーナという競技を趣味でやっておりました。
ジムカーナとは簡単に言うとパイロンを置いてコーナーを複雑に曲がりタイムを競うという競技ですね。
それらをやってきた管理人がまず思った事ですが、ニュース映像を見て最初に違和感を感じたのが雨の日の路面が濡れてた時にこのイベントをやったの?というもの。事故当時はもしかしたら晴れだったかもしれないですけど、ニュース映像では濡れていたので、もし路面が濡れている時にイベントをやったとしたら主催者側が大馬鹿者です。
ジムカーナで雨の日の経験はあります。当時使った車両はシビックのタイプR(EK9)という車種なんですが、前輪駆動のFFという駆動方式になります。この前輪駆動は余程の事が無ければまず変に滑ったりなどはしないのですが、路面が濡れていれば普通に滑ります。それだけ雨というのは滑るという事になります。
そして、このイベントは車の体験会という見出しがありますが、ひょっとしたらカートに乗っていた女の子はこの日に初めてカートに乗ったのかもしれませんね。講習はしっかり受けたようですけども。
講習を受けたと言えど操縦するのは車の免許を持たない子どもです。我々のような教習所でしっかり教習を受けて免許を持っている大人とは全然違います。教習と講習は違う。やはり咄嗟の時の対処という所に差は出てしまうのはやむを得ないです。
それがアクセルを踏みっぱなしにしてしまったという所からも伺えます。カートに普段乗る子や免許を持つ大人からすればまずあり得ない事です。そういう点から見てもこういう車両というのを初めて乗る子だったんじゃないかと推測します。パニックになって対処が分からなければこうなってしまっても仕方ない。
個人的には主催者側の酷さが目立つなと思いますね。こういう競技系のやつは変な話事故は付き物なんです。下手したら車両が吹っ飛んでくる事もあり得る話です。だからレースなんかはコースと観客の距離はかなり保たれています。それは安全に最大限の配慮をしているからです。
それなのに観客との距離が近くて仕切りがパイロンとポールのみって……
まぁまずあり得ないですね。
前述した通り車両が吹っ飛んでくるかもしれないわけですからどうかしている。
とにかくいろいろ「うーん……?」と思う点は多いですよ。コースなんかも乗り慣れている人が走るようなもので複雑でしたからね。体験会ならグルっと簡単に周回出来るようなコースでも良かったのではないか?
だけどそれだと逆にスピードが出て危ないかもしれない……
何にしても主催者側の配慮が欠けていますね。今でこそはそういう競技から引退して10年以上経つ管理人でもこれはおそまつだなと見てハッキリ分かります。
亡くなってしまった子のご両親や運転していた女の子の心のケアをしてほしいものです。
難しいかもしれないですけども……
では、今日はおしまいです。
PS
コースから観客席が10数メーターあったらしいです。観客席と安全な距離を保つのに十分な距離です。パイロンとポールはいけないにしても、これで主催者側を責めるのは少し難しくなったと思いました。
しかし、アクセルを引っ張ったや体を引っ張ったとあるので、もしかしたらアクセルが戻らなかったなどの機械的なトラブルがあった可能性もあるかもしれません。
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