ニャ菓子怪談ー極ー
こんにちは、ショショウです。
バー!!!( ゚Д゚)
もうお約束になってるねコレ……
という事でニャ菓子怪談ー極ーです。
極みですよ極み!!!生半可な話は書きませんよ(笑)
知人の話も1話あります。
さて、長くなるので早速いきますか!!!!
お昼休みが終わった次の授業
早くも知人のお話なんですけど、その知人は高校時代は私と別の高校だったんです。というか知り合ったのは高校卒業後なんですが。
ある日、私にこんな話をしてくれました。知人の名は男性H。
私のセリフは青で表記していきます。
ショショウこれ知ってる?
ん?
俺が在学中に起きた出来事。
遊んだ帰りにHは当時自分の学校で起きた事を話し始めた。
なに?なんかヤバい事でもあったん?
あー実際マジでヤバかったんだよ。
この時は私はそういう話が飛んでくるとは思わなかった。どうせ大した事無い話だろ?と思っていた。まさかその話に私が夢中になろうとは……
昼休み終わった後の授業での事なんだよ。
おー
何となくだけど楽しい話じゃないのはこの時点で感付いた。
狐に憑かれた奴がいてな。
は?どういう事?(笑)
いきなりそんな話が飛び出すものだから半分笑いながら聞き返す。
いや、これマジですごかったんだって。
だからどういう事よ?(笑)
そいつさー急に暴れだしたんだわ。
暴れだした?元からちょっとヤバい奴だったとかじゃなくて?
いや、普段そんな事する奴じゃないんだよ。
なんで暴れだしたんよ?
だから狐に憑かれたからよ。
もうさー(笑)どういう経緯で憑かれたのかわかんねーよ(笑)
そいつ昼休みにこっくりさんをやったみたいなんだよ。一緒にやった奴はやってる時は何もなかったって言ってたけどな。
そんなもんやるなよな……
で、その後どうなったんだ?
そいつ以外マジで全員教室から出されたよ。そんで、しばらくしたらお坊さんが3人来てたな。
というかさー……今更だけどそれマジの話?お前嘘は付かない人間だけどどうにもなー……
信じるか信じないかはあなた次第です!!
都市伝説オチもあるって事じゃん(笑)
私はハッキリ言って半信半疑だった。狐に憑かれて暴れだす?さすがにそれは展開が漫画過ぎねーか?というか憑かれて暴れだすとか実際あるのか?
その高校の違う知り合いにもこの件について話をしてみた。
計5人に確認してみた結果……
まさかの全員イエスという答えだった。
あーあったあった!!!!
なんかすげーあの時騒がしかったな。
これはマジだよ。
どうやらそういう出来事があったのは事実のようだった。
こっくりさんは昔からある一種の降霊術だが、本当にやらない方がいいのかもしれない。
少なからず私は人生で一度もやる事はないだろう。
その憑かれて暴れだした人はお坊さんが来てしばらくして落ち着いたそうだ。暴れた記憶は無いと言ったらしい。
完
一つ気になったのが、暴れだしたのを見て何で何かが憑いていると判断出来たのかという事なんですよね。形相がヤバかったという話も聞きましたが、それだけではちょっと無理がある気もするんだよなー……
一緒にこっくりさんをやった人が先生にやった事を言ったのかもしれませんが。
とりあえずスリー坊主が強かったって事でオーケー?(笑)
では、次に行きましょう!!!
クマのぬいぐるみ
これは私が専門学生時代のお話です。次の日の学校の授業は別の場所でやるからという事で同級生3人が私の家に集まりました。私の家からその場所が近かったんですよね。とある体育館だったんですけど。
まぁ若者が集まった時にだいたいやる事って肝試しです。季節も真夏でしたからね。
コンビニに行ってその帰りにやろうぜとなったんです。
登場人物
私
S
D
K
夜9時
ショショウさーん!!コンビニ行かないですか?
結構歩くぞ?
どれぐらい歩きます?
20分ぐらいだな
俺明日の朝飯も買わなきゃいけないから行きましょう!!!
4人はコンビニまで歩き出した。
私の実家は高台にある(あった)ので、コンビニに行くには商店街まで行かなきゃいけなかったため結構歩くんですね。
にしてもショショウさんの家の近く墓多くないですか?
この辺はさー昔から霊園なんだよ。
という事は(笑)
やるのか?(笑)
決まってるっしょ!!!!(笑)
S……俺恐いの無理なんだけど… …
俺もちょっと……
大丈夫だって!!!俺とショショウさん一回やってるから。
実は私とSは既にその場所で肝試しを経験済みだった。そのコースは霊園の外周を歩くというもの。霊園の中に入ってはいけないので、あくまで霊園の柵の外側を歩く。言ってしまえば通常の道路を歩いているだけなのだ。歩いている隣に墓が見えるというだけで。
この一回経験しているというのが恐怖への引き金になろうとはまだ誰も知らない。
一通りコンビニで買い物を済ませ、スタート地点に到着。
ショショウさんマジでやるんすか……?
俺はどっちでもいいけど、Sどうする?無理にやらせる必要は無いんじゃないか?
そうっすねー
んじゃDとKはここで待っててくれよ。途中まで行って戻ってくるから。
君ら何で怖くないんだよ……
いや、怖い怖い怖い(笑)
じゃあ行きましょう。
一度歩いた事がある道。というかただの道路。Sと私は普通に歩いていく。
ショショウさーん……なんかあんま怖くないですね……
1回歩いてるしただ墓が隣に見えるだけの道路だしな……
ここでSが何かを見つける。
あ、ここの細路地行かないですか?
おーこれ怖いねー(笑)真っ暗じゃん(笑)
結論で言えば霊園の外周というのは変わらなかったが、新しい道を見つけた。
だけど霊園の中に入るのはダメだからそれっぽい雰囲気になってきたら戻ろうぜ。
そうっすねー不法侵入になってしまいますからねー
辺り一面は家も普通にあるのに真っ暗だった。どこか異質な雰囲気ではあった。
しばらく歩いて少し拓けた場所に出る。
あ、ここから先は霊園になるみたいだな。戻るかー
いやー結局ただの道路でしたね(笑)
そんなもんだろ(笑)
私とSは引き返してDとKが待つ場所に戻る事にした。
ん?ちょっと待ってくださいショショウさん!!!
Sが小声で私にそう呼びかける。何かを見つけたようだ。
アレなんすか?
暗くてよく分からないが何かが置かれている。
ちょっと近づいてみる?
そうっすねー
近づくとそれは大きなクマのぬいぐるみのようであった。結構な大きさだが、木から垂れ下がっている手作りのブランコ?にそれは乗せられていた。ずっとそこに放置されているのかとてもキレイとは言えないクマのぬいぐるみ。
うわーなんだこれー……
気持ちわりーなー……
この辺の人が置いたんですかね?
さぁ……
なんかちょっと気持ち悪いから帰りますか。
DとKもかなり待たせてるからな、機嫌悪くなってないといいけど……
私たち二人はDとKが待つスタート地点に戻る事にした。戻るとそこには意気消沈した二人が。
遅いっすよー……
わりぃ
今の二人にクマのぬいぐるみの話は酷と判断した私とSは「何も無かったわ」とだけ言って次の日の授業が終わった後にもう一度クマのぬいぐるみがあった場所に行こうという決意を固める。どうしても明るい時にもう一度じっくり見てみたかったのだ。
授業終了後 午後2時
じゃあもう一回行ってみるか!!!
明るいから夜より全然マシですね。
もちろんDとKは今回連れてきていない。夜とは全く違う普通の住宅地の光景が広がっていた。
割とキレイな道だったんだなー
昨日来た時は分からなかったですよねー
あーここだここだ!!!!
いますよクマが(笑)
そこには夜に見たクマが変わらず置いてあった。私たちはじっくり見てみる事に。
特に変わった所は無いですけどねー
うーむ……
所詮はただの大きなクマのぬいぐるみか……
あ!!!ちょっと待ってください!!!!なんか書いてある!!!!
どこに!!!
足の裏です!!!
そこにはこう書いてあった。
み…け……れ…あ……と……
なにこれ?
みけれあと?
これさー……文字の間がなんか消えてね?もっとちゃんとした文章が書いてあっただろ。
もっとよく見てみる事にした。
あー「み」の次は「つ」っぽいですね。「あ」の次はたぶん「り」かなー?
みつけ……れ…あり…と……
「れ」の前が「く」ですね。それからあとは……
おい!!!S!!!もう戻ろうぜ!!!!
え?どうしたんすか!?!?
いいから!!!早く!!!!
私はSを連れて大急ぎで大通りまで走った。
ちょちょちょ!!!!どうしたんですかショショウさん!?!?
やべー事書いてあったの気付かないのか!?
みつけ…くれ…あり…と……
これ見てさすがに分かるだろ!!!
これ……マジっすか……?
恐らくこう書いてあった。
みつけてくれてありがとう
明らかにそうなるとしか思えない文字列だったのだ。
誰かのいたずらっすかね ……?
分からん……十分あり得るけどな……
なんか霊とかじゃなく精神的に来ますね……
こっちの方が怖いな……
ちなみにこのクマのぬいぐるみは既に無くなっています。一体いつからそこに置いてあったのか、何故置かれていたのか、あの文字はどういう意味で書かれたのか、全ては謎なんですよ。
しかし、見つけてから3年後ぐらいに真実が見えたような気がしました。ホントにたまたまですが、仕事で関わりのある業者さんがその近辺に実家があるそうで、このクマの事を少し知っていました。
そこに置かれる前の目撃情報としては、喪服を着た人が持っていたと。お供え物だったんですかね……
情報はそれだけだったんですけど、いろいろ想像してしまうのでなんかもういいや……と私も最終的にはなってしまいましたね……
正直気持ち悪かったですよ……
完
そのクマのぬいぐるみは大きさで70センチぐらいあったと思います。かなりデカいですよ。
今でも脳裏に焼き付いていますね……
さて、次で最後です!!!!
排水口からこんにちは
これ今でも覚えているんですけど、私が2歳ぐらいだったと思います。親と一緒にお風呂に入っていたんです。私はお風呂にミニカーを持っていくのが好きでよく何個か持っていきました。
しかし、ある日ミニカーを一つ排水口に落としてしまったんです。昔の風呂の排水口って蓋が一枚付いているだけで外したらガードも無い状態なので、よくウチの親もヘアピンなどを落としていましたよ。
ヘアピンならまだ良いですよ。私が落としたのは買ってもらったばかりのミニカーです。さすがに怒られた記憶がありますね。私が泣きじゃくっても「もう取れないよ!!!」と言われるばかり。これは無理も無いですね。
だけど私も諦めたくないわけです。確か落としてしまったのはフェアレディZのミニカーです。この頃からZが好きだったんですね。今ではブログタイトルにもZの文字が付いています。これは真面目にフェアレディZに乗りたいという意味から当時付けました。
赤のピカピカのミニカーだったんです。
往生際が悪いと言われればそれまでなんですが、私は30分ぐらいどうにかならないか粘っていました。
さすがにその光景に見かねた母親は「いい加減にしなさい!!」と怒るばかり。
私は渋々風呂場を後にしようとしました。
その時ですね、何となく排水口の中から声が聞こえた気がしたんです。聞き間違えかもしれないですが、一瞬「落ちてるよ……」と聞こえた気がしました。
私は排水口に耳を当てる。
籠ったような音で「ゴー……」と聞こえるだけでした。
でも、母親が「落ちてるよ……」と言ったわけじゃない。もちろん当時の私も確認はしましたが、そんな事は言っていないと言っていました。
何かが排水口の中にいるとあの時の私も思いましたよ。
……………………………………………
だが、結局Zは手元に戻ってこなかった。
お前……落ちてるの分かってんなら拾ってくれよ……
完
落としたのはトミカですね。結構あれって高いんだよなー……
Zのミニカーを完全に諦めるまで約1時間半。最終的には泣き寝入りですよ。
その後、違う色のZをまた買ってもらったと思うんですが、それも何か手違いで無くしてしまってこっ酷く叱られましたね。
いやさー……ミニカーのZって凹凸が少ないからマジで滑るんだって!!wwww
という事で本日のニャ菓子怪談は終了でーす!!!!
長かったー……
明日リコメをしますのでよろしくお願いします。
ではでは(・ω・)
排水口
次回もよろしくお願いします~………
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