アクア&キャット11

こんにちは、ショショウです。

アクア&キャット第11回目です。

本日は考察祭りになると思うのでだいぶ長くなると思われます。皆さんどうか最後までお付き合いください。

本日のおしながき。

熱帯魚の世界はケンカが多い?

ショショウの夢

アルカリ性が繁殖の鍵である可能性

RRE.Aがまたしても

の4つです。

では、いきましょう。

熱帯魚の世界はケンカが多い?

まず、考察祭りに入る前にこの熱帯魚の世界ではケンカが多いという所に触れたいと思います。

何故なのか?なのですが、飼い方は人それぞれというのが理由です。自分の飼い方と全く違う事をやってると「間違ってるぞ」とどうしても主張したくなってしまう人はいるものです。「こうするといいよ」というアドバイスのようなものとは違い、「違う」と真っ向否定されれば言われた方もカチンと来るので言い合いに発展してしまう可能性があります。

こういう言い合いは熱帯魚を楽しむ上で非常にもったいないです。何故なら「自分の飼育方はこんな感じ」と教えてもらえば得られる事の方が遥かに多いからです。自分も導入してみようとも思うし、「なるほどなー確かに一理あるかもしれない」とまた飼育法を見直すきっかけにもなります。

何の仕事でもそうですが、他の人の考察や実行している事を真っ向否定してはいけません。ましてや解明されていない事での他者の意見に対して「それは違う」というのもおかしな話です。解明されていないなら尚の事いろんな意見が必要になってきますからね。

前にも書きましたが、熱帯魚を飼ってる人が10人いたなら10人それぞれ飼い方も様々です。ここがこの世界の面白い所でもあります。

要するに何を言いたいのか申しますと……

仲良くしろよ(;´Д`)

せっかく楽しい事やってるのにケンカなんかしたらつまらなくなるだろ?(;´Д`)

この毎週やってるアクア&キャットでも考察が多いので、一人の人間の考察や意見として受け止めてもらえたらなと思います。

争い事は何も生まれない、だけどグッピーやプレコはもっと生まれてほしい。

ショショウでした。

 

次に行きます!!!

ショショウの夢

この仕事をする上で私にはたくさんの夢があります。

それは海外を股に掛けた事業へと発展させたいというものです。日本は残念ながら熱帯魚に関しては後進です。世界は2歩も3歩も先を進んでいます。だけどこれはしょうがないとも思っています。日本固有の熱帯魚なんてものは存在しませんからね……一方めちゃくちゃ熱帯魚に強いタイはその辺の川に熱帯魚がいたりする。この環境の違いは結構大きいと思います。

しかし!!!

こんな事は言い訳だと私自身も自負してます。

ならば、「海外に行って直接本場の物に触れてきたら?」というのが私の考え。熱帯魚さんの方から海を渡って日本に来てくれません。こっちから海を渡ってやろうじゃないの!!!

世界にはまだ見ぬ熱帯魚の世界が広がってるはずなんです。それを見たり触れたりするのが私の目標でもあり夢です。願わくば世界を相手に仕事をしていきたいです。

もう一つは

単純に私情なんですけど……

皆さんちょっと前のアクア記事で出たプレコのメガドラゴンを覚えてますか?あのすごい値が付くやつ……

これを自分の手で誕生させてみたい……

掛け合わせは分かっています。

ブラックドラゴンスター

                      ×

タイガーフィンサタン

確率は分かりませんが、これらを交配させればメガドラゴンが誕生するかもというのは現状分かっています。レポラ属というカテゴリーに属しているこのプレコ達ですが、他品種同士ではあるため、交配はめちゃくちゃ難しいでしょう。というかホントに水槽飼育下で繁殖するのか?っていうかなりの疑問もある……一応メガドラゴンは自然交雑種とされているので、飼育下では誕生させる事が不可能なのかもしれないし……分からんですね……

あとはもう一つ壁として、というか……一番の問題点なんですが……ブラックドラゴンスターとタイガーフィンサタンの大き目の個体ってまぁ出回らないんです。6センチぐらいのなら普通に購入出来るのですが、繁殖目安の20センチともなると、そこまでさせるのにどんなに早くても3年の育成期間は必要になるんじゃないですかね……

まずはこの2種がどんなプレコなのか、皆さんにどちらかお見せする事が出来たら良いのですが………

………………………………………

仕入れに行くか!?今から!!!!

そう思った時にはもう立ち上がってました。お昼休みぐらいの時間にショショウは仕入れに向かった。

どのみちいずれ飼う事にはなる。片割れでもいいから手に入れましょう。熱帯魚は買える時が買い時です。

で、仕入れたのがこちら。

 

タイガーフィンサタンです。

ちっちゃwwwww

7センチぐらいですかね。でもお値段はデカかった。6000円です。まぁ20センチ超えると2~3万ぐらいなので相場でしょう。

メガドラゴンまでは過酷な道のりだ。

3匹いた中で一番元気で荒々しい性格なのをチョイスしてきました(笑)

他にも夢はたくさんありますが、良い夢ならいくらでも見ていこうと思います。

もちろん夢で終わらせないために動きますよ(`・ω・´)

 

お次

アルカリ性が繁殖の鍵である可能性

水質には酸性、中性、アルカリ性とありますが、この3つの中でほとんどの魚はアルカリ性の時に繁殖をしやすいという可能性が出てきました。

こんな話があります。

何の魚か忘れましたが、中性で飼っていたのに繁殖時にはアルカリ性に傾いていたと。アルカリ性に傾く時はだいたい水槽掃除をサボって水質を悪化させてしまった時というのがありますが、どうやら違うみたいなんです。ずっと中性で飼っていたのは間違いないと。

これはつまり、魚が中性からアルカリ性へと変えてしまったという事になると思います。

魚も分泌液のようなものを繁殖時には出すので、これがアルカリ性へと変えてしまっているのかもしれませんね。

ここから先は表現に気を付けて書いていきます。

その分泌される液が汚いものと私は言う気はありませんが、結果的にアルカリ性に傾くという事はそうだと言わざるを得ない部分があります。水の中に混ざってしまいますからね。フェロモンとも言えるかもしれません。それらを感じ取ってオスもメスも繁殖の態勢にスイッチが入るのだと思われます。

そうなると、繁殖させたい場合はちょっと手間を加えて成熟個体はアルカリ性で飼うと良いという事になってくるのかなと。

ちなみにアルカリ性に傾ける方法ですが、そういう薬品的なものも存在しているけど、正直あまり使いたくないですよね……

そんなあなたに牡蠣殻です。牡蠣殻は貝殻の成分の作用により、水をアルカリ性に傾ける性質があります。また、水槽の汚れにも効果があるので、透明感がある水を維持出来るとも聞きます。

この牡蠣殻を用いて実際に私の飼っている魚で実践してみようと思います。魚はエンゼルフィッシュとゴールデンキングロイヤル(プレコ)。いずれも繁殖にはコツが必要となる種です。

この2種をアルカリ性で今後飼ってみようと思います。案外割とサクッと繁殖出来るかもしれませんよ。

思えば……プレコの繁殖を成功させた時もちょっと水槽は汚かったな……あれは間違いなくアルカリ性に傾いていたはずだ。

今すぐやったとしても簡単に効果は表れないので楽しみにしながら観察していきましょう。

 

ラスト

RRE.Aがまたしても

RRE.Aがまたたくさん出産しました。

そこで活躍するのが前回ご紹介したサテライト!!!!

 

こちらがサテライトです。

前回にも書いた通り、これは水槽の水を汲み上げて容器に流し、溢れた水は再び水槽に排出されて戻るという仕組みになっています。水質を変えずに温度も固定で完全隔離が可能になるわけですね。環境変化による稚魚のダメージを極力カットする事が出来ます。

 

今回産まれた稚魚たちです。これの他にもいたのでトータルで20匹ぐらいでしょうか。

相変わらずRRE.Aは0というよく分からない状態ですが(笑)

遺伝率50%とは一体何なのか……(笑)

今の所0%です……マジで……(笑)

じゃあこれをサテライトに投入するのかと思いきや、この男はまさかの行動に出る。

 

サテライトを結局使わない……

うーん……グッピーとサテライトは相性が良いとは聞いていたが、私はそうとは思わなかったです……数日間使ってみて……

ここはショショウ式に戻って育成をする事にしました。

ショショウ式とは、稚魚さん達が食べたい時に好きなだけご飯を食べれるという環境にしてあげるものなんですが、ご覧の通りエビが一緒に入っています。これが良いんですよ。

エビを食べさせるわけではないです。稚魚さんに食べてもらいたいのは上質なたんぱく源である生きたミジンコです。

エビを飼育する際に環境を維持できているか確認できる一つの指標として挙げられるのがミジンコの発生数です。もちろん多ければ多いほど良いです。しかし、その先のミジンコの役割って特に無いっちゃ無いんです(笑)

だけど、そこに稚魚を投入する事によってミジンコは食され、稚魚たちの栄養に回す事が出来るというのがショショウ式。

ミジンコは、例えば60リットルの水槽の中に生息できる数が1000だとしたら、それ以上は増える事が出来ない性質を持っています。それ以上になろうものならミジンコは自然淘汰されていきます。それじゃあ勿体ないという事で、稚魚に食べてもらって上限を超さない、無駄にさせない、というような仕組みにしました。

まぁ……ミジンコさんはあっという間に数が減りますが、下に敷いている底砂がソイルならばその中でまた増えて表に出て来るので、0になる事は無いと思います(笑)

サテライトは卵を孵化させる時に使う方が良いかもしれないです。エアーを突っ込んであげれば孵化させる環境も楽々作れちゃうし。

使い方次第でしょうなー

では、本日のアクア&キャットはここまで。

ありがとうございました。

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