調子に乗ってもう一回
こんにちは、ショショウです。
なんか私に夢遊病の疑いが出てるんですが(笑)
昨日あんな事言ってたぞって最近よく言われているんですが、当人は全く記憶に無いんですわー(´・ω・)
お酒も飲んでないのにねー
寝ぼけているとも違うみたいなんです。
いきなり、ムクッと起きて「猫が100円追いかけている」とか言ってたらしいですよ。100円追いかけているってなんだ?猫たちさーどうせなら万札追いかけてくれよな(笑)
夢だったらあんまり良い夢ではなさそうですね。猫と言えば招き猫。そのモデルになっている動物が100円を追いかけるとはこれ如何に!?
まぁ夢でもないんですけどね(笑)
話は変わりまして、この前のニャ菓子怪談はなかなか好評だったようで(笑)オバケ以外の怖い話は違う名称にしようかな?
うーん………………………………
今は思いつかないので考えておきます(笑)
本日はちょっと調子に乗ってもう一話お送りします。前回よりもこっちの方がやばいです。今回の話は犯罪者を直接目の前にした話です。一歩間違ったら私はこの世にいなかったかもしれない。
では、いきましょう。あまり長々と今日は書きません。たぶん……テンション次第。
「スイカ屋さん」
皆さんもご存知だと思いますが、鍵っ子って言葉ありますよね。両親が共働きのため、学校から帰って鍵を開けて家に入り、また鍵をかけて親が帰るまで家にいる。ズバリ私はその鍵っ子でした。たぶんそれをやるって言ったのは私の方からなんですね。親は最初は結構心配してたみたいですけど、いつの間にかそれが日常となってしまい、心配はしなくなっていきました。
その日もいつも通り私は学校から帰宅。夕方の4時ぐらいだったと思います。夏だったのでまだまだ明るい時間帯でした。
すると
スイカの販売をしている軽トラが家の前を通った。スイカの販売なんて珍しいですよね。買う気は無かったんですけど、窓からずっと私は見ていました。
午後6時半
このぐらいの時間になるとどんどん暗くなってくる。またはもうすぐ親が帰ってくる時間帯とも言える。
ガラガラ
玄関のドアが開いた。今日のご飯は何かなと私は階段を下りようとした。だが、私の動きはすぐに止まる。
ガレージを開ける音ってしたっけ?
当時住んでいた家は1階にガレージがあり、その上に2階3階と続いていた。親も車で出勤していたので、帰ってきた時はガレージを開ける音が必ず聞こえるのである。ちなみにこの時私は3階にいた。
窓から外の様子を確認する。
そこには先程のスイカ販売をしていた軽トラが。単刀直入に言うと空き巣である。その販売をしていた人間が玄関を開けて家に入ってきた。私もその日は鍵を閉めるのを忘れていた。毎日同じ事をしているとこういう油断が生まれやすい。
幸いにも私のいる3階は電気が消えていた。だが、2階は電気が付いている。その状況で入ろうとするとは大した人間だ。
私は足音を立てないように匍匐前進で階段まで向かう。それ以上中に入らないで諦めてくれたらそれが一番だが、私の願いは届かずその人間はギシギシと中を進む。
ここでチャンスと思うかピンチと思うかは人それぞれだと思う。私の考えは前者だった。
(こいつの顔が2階の明かりでわかるかもしれない)
私はとにかくこの人間の特徴を記憶するべく2階のリビングに来るのを待った。私の思惑通りその人間はリビングにやってきた。
(ざまあみろ!!お前の顔を見てやる!!)
(予想通りのジジイだな)
私はさらに観察する。
(身長165センチぐらいの小柄)
(メガネ有)
(かなりの細身)
(作業服を着ている)
(明かりが付いているのに侵入してくる事から計画的な犯行の可能性は低い。思い付きによる犯行だろう。素手でいろんな場所を触る事から頭は極めて悪い。)
ある意味とんでもない小学生である。そのメモは既に捨てているが、しばらく手元に置いてあった。
(奴が3階に上がってくる可能性もあるな……)
私は念のため走って逃げる準備をした。たまたま学校の内履きを持って帰っていた。履物が有るか無いかで雲泥の差が出る。しかし、奴はリビングから動こうとしない。これは好奇心からかはわからないが、私はもっと近くで見たくなった。
(奴の動きは遅いな。仮に見つかっても逃げるのは簡単そうだ。もしそうなったら逃げるついでに車のナンバーは確認しよう。)
改めてとんでもない小学生だったと思う。しかし、鍵っ子というのは恐らく全員共通でこういう所がしっかりしている。犯人のジジイは甘く見ていたな。
私が2階に向かおうとした瞬間奴は動き出して玄関から出て行った。私は急いで何か盗まれていないか確認した。特に盗まれた物はないようだ。
その30分後に親が帰ってきた。しかし、私は親にその事を話さなかった。心配をさせたくなかったというのもあるが、それを話して鍵っ子はもうダメだとなったら一人で自由に出来る一時の幸せも崩壊し兼ねないからである。結局この事を話したのは私が高校生の時だった。もう住んでる場所も違うしいいだろうと思ったため。
家に侵入してきた人間はたぶん常習犯だろう。下手するとスイカ屋というのも表向きのものであり、フェイクという可能性もある。仮にホントにスイカ販売の人間だとしても、それを表に出してる以上は車で徐行しながら住宅街を走っていても怪しまれる事は無い。
だが、ある意味それが墓穴を掘る行動でもある。普段来ないスイカ屋が来てこういう事件が起きたのならすぐに怪しまれる。当然目撃証言も出るだろう。
そして、何よりもこういう鍵っ子がしっかり見ている。
鍵っ子を甘くみたらダメだぜ!!!
完
という事で、調子に乗って2話目を書きました。
それにしても、なんとも腹が立つ一件ですね。あのジジイめ……もう一回ウチに来たら十字固めで沈めてやるぜ( ゚Д゚)オウ!コラ!
それとも巻き込みの背負いか?( ゚Д゚)コリャ!コリャ!コリャーー!!
鍵っ子なめたらあかんで!!(`・ω・´)
では、今日はおしまいです。
次回もよろしくお願いします。
スイカ屋を名乗ってる辺り準備は周到なようですが、デンキのついた家に入ってくるとは(^^;
大胆というか・・・
ある意味危ないヤツですよね(^^;
えたばりゅさん
普通は入らないと思うんですよね(笑)………という事は襲う前提だった?とも思えちゃうんです……