Z怪談(久々の猫)
こんにちは、ショショウです。
本日はZ怪談の2回目という事で、久々に猫にまつわる怪談をしたいと思います。怪談というか……猫つえー!!ってなるような話です。なのでちょっと怖くはないかもしれません。
では、いきましょう。
猫は家の守り神?
これは友人の話です。世の中にはいわくつき物件というものが存在しますね。中でも一番良くないと言われているのが霊道が通ってる所みたいです。こういう話をする上でこんな事言っていいのかわかりませんが、霊道なんてものはホントにあるのか?と私は思っています(笑)そういうのは見たことがない(笑)
その友人は霊道が通っていると言われている家に住んでしまったそうです。お祓いを頼んだらそう言われたとか。まぁ確かに遊びに行くと変な感じはするんですよ。今そこに誰かいなかったか?みたいな事を思う時が何回かありました。その時に霊道の件は聞かされたんですけどね。
引っ越そうかと友人は考えていました。正直それが一番なんですが、とりあえずお金がかかるからという事で、まずは心細いから一緒に住むペットを探す事に。一人暮らしだったんですね。
友人が飼うと決めたのが猫だった。猫に毎日癒されればこの現象も気にならないだろうという単純な考えだった。しかし、この猫が友人をホントに助ける事になろうとは。
猫の色は茶色だったのでそのまま茶々と名付けたそうだ。茶々が家に来てから毎日癒されて、その家が怖いという気持ちも無くなったらしい。
だけど茶々は夜中に必ず変な行動を取る。毎日廊下の方に行っては何かに威嚇をしているそうだ。友人は虫でもいるのか?と思って特に気にしなかった。
変化が出始めたのは一ヵ月ぐらい経ってから。家全体が明るくなったというか、変な現象が何も起きなくなった。目に見えなくても雰囲気がまるで違うと言っていました。
念のためお祓いをしてくれた人にもう一度見てもらうと、この家の中は何もいない空っぽ状態ですと言ったそうな。加えてその人はこの猫ちゃんはすごく強い子だとも言った。やはり茶々がこの状況を作ったのだろう。そこに入ってくる者を全て追い出したと思われる。それが茶々自身のためにやった事なのか友人のためにやった事なのかはわからない。
たぶん前者でしょう(笑)
余程入って来られるのが気に食わなかったのだと私は思っています。そして、猫はやはり霊的なものを察知できるんだなとも思いました。
この茶々は今でも元気でいる。今はご飯を毎日たくさん食べて友人の財布に大打撃を与え続けているとか(笑)だが、それでも友人は大切なパートナーとして茶々を可愛がっている。
完
茶々ねー……久々に見たら悪代官みたいになってたな(笑)
元々気性が荒い猫ではありました。喧嘩っ早いというか怖いもの知らずな印象でした。先程も書きましたが、その気性の荒さゆえに入ってくる何者かに対してイラついていたのでしょう。友人のためではない(笑)
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そういえば!!あの猫俺にも飛びついてきたな!!生きている人間だろうが霊だろうが関係なしに飛びつく猫、それが茶々なのです。
ただの狂暴猫じゃねーか( ゚Д゚)
だけど友人には飛びつかないので忠誠心はあるのかな?(笑)
では、今回の怪談はおしまいです。
次回もよろしくお願いします。
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