夏スぺ終了!!

こんにちは、ニャ菓子製菓の夏休みの終わりを告げるものショショウです。

夏も後半だなー

さぁ、本日は夏休みスペシャルのラストを飾る記事です。もちろん内容はニャ菓子怪談。これしかないです(笑)スペシャルなので2話お送りしましょう。長期戦を避けられないこの恐怖をあなたは耐える事ができるか!?(ΦωΦ)フフフ…

では、早速いきましょう。猫関係かもしれないし、全く関係ないかもしれないです。

 

「本の表紙と鬼婆」

これは私が小学生の時のお話です。当時は親が仕事で家が誰もいない状態になってしまうため、私は学童(学童保育)に通っていた。夏休みでも毎日行ってましたね。そこの夏休みの恒例として、市が運営する図書館のようなところから本を一人一冊借りられるというものがありました。各々好きな本を借りるので、ジャンルも様々。借りた本は学童の本棚にしばらく置かれます。私は借りても一切読まないでプールに行ってましたけどね(笑)

ある日、どんな本があるのか目を通していると奇妙な本が目に入った。その本の表紙には漫画タッチの猫が描かれていたのですが、それは口が横に大きく広がりニヤッと笑っていて不気味だった。私はこの時に一時的な猫恐怖症に陥った。何をしていてもその顔が頭から離れなかったのだ。夢に出てきた日もあり、日に日に私の顔からは笑顔が無くなり、やつれていった。プールで元気いっぱい楽しんでも学童に戻ればその本があるのは苦痛。とうとう私はある行動に出た。

その本を誰が借りたのか調べることに。この作業はかなり大変で、調べ上げるまでに3日かかった。ここの学童に通う子が多かったのも一つの原因だろう。聞き込み聞き込みの毎日でようやく借りた張本人にたどり着いた。名前も聞いたことがなかったから夏休みから入ったのかもしれない。私の一個下の女の子だった。

翌日、私はその子のところに行くことにした。

………………………………

AM9:00

(まだ来ねーのか)

初対面の人物にここまで怒っていたのは人生でこの時が初だっただろう。

AM10:00

(まだかよ!!)

夏休みだと学童に来る時間は人それぞれなのだ。ここは黙ってただ待つしかない。

AM11:00頃

(あ!!来やがった)

とうとう姿を現した女の子。いい所の子なのかはわからないが、ブランド物の服を着ていた。上下合わせて980円のような私の服とはわけが違った。早速仕掛けることに。

ちょっといい!?あの本借りたの君でしょ!?

うん、そうだよ

結構可愛い子だったが私にはそんなの関係なかった。

でも貸してあげないもんねーwww

これに私のはブチブチブチと来た。

は?いらねーし!!あんな本こっちから願い下げだわ!!つーかとっととあの本返してこい!!

(実際もっと言ったと思う)

・・・・・・・・・・・

・・・・・・ふぇっ・・

!?

・・・・うわーん!!!!!!

やらかしたショショウ。こうなることはわかっていたが、さすがにやり過ぎだ。さらにとんでもない行動に出る。

(めんどくせーな……)

じゃあわかった!!!今日の3時のおやつに出る麦茶をいっぱいついでくれたら許してやる。

もはや本の事なんかどうでも良くなったショショウ。それよりも目先の麦茶を多く手に入れようとするゲスっぷり。

・・・・・わかった・・

交渉成立。私はおやつの時間を待った(マジでサイテーだな)しかし、私が本当の恐怖を味わうのはここからだった(こんなやつ天罰だわ)

ショショウ君ちょっと来なさい

(=^・・^=) 終わったな

全てチクられていた。本を返してこいと言ったことも泣かせたことも麦茶交渉も全てだ。最悪な事におやつも抜き。私は鬼婆と化した学童の先生にみっちり30分以上叱られ号泣した。

(これはざまぁだわ)

ひと夏で二重の恐怖を味わえたことはいい思い出であった。

……………………………

(=^・・^=) なんの話!?

鬼婆の話です。

(=^・・^=) 本の表紙は!?

あれも怖かったです。

(=^・・^=) 女の子に謝った?

先生に30回ぐらい謝れって言われたので30回謝りました。

(=^・・^=) その後女の子とは?

成人した後にたまたま出会ってよくカラオケとか行きました。

(=^・・^=) 仲直り済み?

子どもの頃の話なので二人ともあんまり覚えてなかったです(笑)自然に仲直りです(笑)

(=^・・^=) 一番の反省点は?

麦茶交渉

 

まぁあれですよ……子どもの頃ってよくこういうのあると思うんですよ(笑)ちょっとした揉め事とかね(笑)

とりあえず私が言いたいのは……

皆さんショショウを嫌いにならないでください(´・ω・`)

という事で1話目でしたー!!!

続いて2話目にいこうと思いますが、2話目はおふざけ無しです。ガチ怪談でいきます。まぁ当たり前ですよね(笑)2話目も似たような感じだったら怒られそうだもんな(; ・`д・´)

では、いきます。

 

「保育園の肝試し」

これは私が保育園に通ってた時のお話です。夏に肝試しをやるというのは催し物の定番ですね。この保育園でも毎年やってたみたいです。しかし、年長組の子しかやらないとの事。それぐらい刺激が強いという話がありました。というのも、本物が出るという噂が広まっていたんですね。

だけど所詮は噂。ほとんどの子は信じていないし逆に見てみたいと言っていたのは今でも覚えています。

当日は夕方からキャンプの時のように自分たちで外でカレーを作るというイベントがありました。こういう時以外に皆でご飯を作るというのはなかなかないので、すごく楽しかったですね。

次第に外も暗くなり、肝試しの時間が迫ってくる。あれだけ強気だった子も建物の異様な雰囲気にすっかり黙り込んでいた。やはり暗くなると普段生活してる場所と言えど全く違うように感じるものです。電気は全くついてませんでした。

PM8:00 肝試しスタート

6つほどのグループに分けられ、順番に外の下駄箱がある廊下から中に入る。持ち物は懐中電灯ただ一つ。特に中で何かやらなければいけないという条件もなく、ゴールへ向かえばいいというシンプルなルールだった。だけどギブアップはできない。最後まで全員ゴールを目指すという条件はあった。私は3番目に出発することになった。

1番目、2番目と次々とスタートしていった。

………………………………

変だな。もっとみんな叫ぶと思ったのに全く声が聞こえない。なんでこんなにシーンとしてるのか?さすがに聞こえないわけがないよなと当時の私でも疑問に思った。

そんなこんなであっという間に私のグループの番だ。6人全員で最初の部屋に入る。特に仕掛けはない。むしろいつもの教室だ。だけどカーテンは閉められ、真っ暗な無音の教室が逆に恐怖だった。不気味だが、ここまでは特に叫ぶようなものはない。なるほど、シーンとしていたわけだ。私は妙に納得した。

次に進むのは大広間だ。この調子だと次も大したことはないだろう。誰もがそう思ったはず。

ドアを開ける。

そこにはなんとも禍々しい光景があった。前方には紫の光が無数に照らされていて山のようなものがいくつも見える。

これは……墓か!?

さっきの部屋から一気に変わった空気に女の子は泣き始めていた。私も正直泣きそうだった。

音楽が流れてる?

……………………………

音楽じゃなかった。お経だった。これには全員耐えられなくなり、一斉に次の部屋へと走った。次は長い直線の廊下である。途中、隣にはトイレがある。ここから係りの保護者の人がお化けの姿で襲って来たのであった。大絶叫。とにかく廊下を全速力で走るしかない。廊下を走り、曲がり角を曲がるとそこにゴールがあった。

かなり刺激があると聞いていたが、ここまでだとは思わなかった。ゴールした子はほとんど全員号泣。私も半泣きだった。これに大人たちは首を傾げた。そんなに怖い設定にはしてないと言う。これには子ども達も激怒した。

あの怖い音楽(お経)はなんだよ!!!

墓がいっぱいあったぞ!!!

紫の光が怖かった!!!

様々な感想が飛ぶ。しかし、係りの保護者の人たちは何を言ってるかわからない様子。そこでこう言った。

ねぇ皆ちょっといい?一回聞いてー!!おじさんたち皆が何を言ってるかわからないよ。お墓も紫の光も置いていないよ?音楽もかけていない。それに途中に先生がいただろ?会わなかったかい?

こっちも何を言っているのかサッパリわからなかった。私も含め、子どもたちは全員お墓を見たし、音楽(お経)も聞いている。

すると、保護者の一人が先生が戻っていない事に気が付いた。大声で先生の名前を呼ぶ。すると先生が戻ってきた。

あれー?もう終わっちゃったんですか?皆と一回も会わなかったなーどこ進んだの?

これには大人たちも凍り付いたはずだ。必ず子どもたちは先生の所を通り、支持に従ってゴールまで向かうという設定だったそうだ。ちなみに先生がいた場所はあの墓やお経が聞こえた大広間だった。先生にもそこでの出来事を訴える。

えー!?お墓!?お墓は置いていないよ!?それに紫の光もないし、皆の聞いた音もないよ!?

保護者の人たちと全く同じ返答だった。さすがにこの異様な事態に即解散となった。保護者も子どもたちも逃げるように建物を出た。私は一体どこにいってしまったのだろうか?

しかし、この異常な事態はこれだけじゃなかった。肝試しの前に撮った集合写真に今回の事態を引き起こしたであろう者たちの姿がしっかり写っていたのだ。誰のものでもない足があちらこちらに写っていました。家のどこかにこの写真あります

それ以来、夏のイベント自体を行うのをやめたそうだ。刺激が強いという話があるという事は過去にも同じ事があったという事だろう。今でもその保育園は存在する。建物も変わらない状態で。

この話には後日談があります。高校の時に保育園が一緒だった子数人と再び出会い、この話をしてみました。全員この出来事は覚えていました。しかも全然違うのを見た子もいました。その子は鈴の音と足音が聞こえて天井から何かぶら下がっていたと……

正直この世に存在するどのお化け屋敷よりも怖かったです。この件に限らず、あの保育園には何かといろんな噂がありましたからねー……大人でもあれは泣くって……

どれどれ、最後に猫の写真を載せて終わりにするか。

 

この前のお詫びに来たのかな?

おはぎもだいぶ心を許したのかちょっと遊ぶようになりましたね(笑)打ち解けるまでもう少しか。

 

では、今日はおしまいです。

いやー長かったなー……疲れたぜー……

次回もよろしくお願いします。

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